令和6年6月13日(木曜日)本日の気まぐれランチは!?


おはようございます。
アイスクリームがおいしい季節になってきました。
かき氷などを食べて頭がキーンと痛くなってしまう「アイスクリーム頭痛」の認知度は高いですが、「冷たいものを食べたら咳が出る」と相談を受けることがあります。
なぜこのような現象が起こるのでしょうか?解説したいと思います。

咳の正体

アイスクリームなどの冷たいものを食べると、必然的に肺の中に入ってくる空気も冷たくなります。
この冷えた空気の刺激によって咳が出る人が一定割合で存在します。
これは「気道過敏性」といって、特に喘息になりやすい気管支の人は、寒冷などの刺激によっても簡単に咳が出やすくなることが分かっています。
喘息は、花粉などのアレルゲンが原因で、気管支がキュっと縮んでしまう病態です。
気管支が狭くなると、咳が出たり、「ぜえぜえ・ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)が聴こえたりします。
しかし、喘息のような「ぜえぜえ・ヒューヒュー」は出ずに、軽い刺激だけで咳がコンコンと前面に出てしまうパターンもあります。
これを病名にしたものを「咳喘息」といいます()。

図. 咳喘息の特徴(筆者作成、イラストはシルエットイラストより使用)

冷たいものを食べて咳が出る現象は、咳喘息という病名まではつきませんが、それに近い現象が起こっていると考えてよいでしょう。
冷たい空気は、呼吸器系にはあまりよくありません。
喘息の患者さんに「冷気吸入」をおこなった実験がありますが、3人に2人が冷気の吸入によって咳、息苦しさ、ぜえぜえなどを経験したとされています(1)。

ミント系のフレーバーに注意

ミントやメントールは爽快感があるので、呼吸器系に対して効果的と理解されがちですが、TRPファミリーという咳の受容体の1つにメントールで刺激されるものがあります。
個人差があるため一概に咳が出やすいとは言えませんが、ミントやメントールが悪影響を及ぼす人がいます。
そういった方は、この系統のアイスクリームを食べると、気道過敏性に加えてTRP受容体が刺激されることによって二重の発咳リスクがあるため、注意が必要です。

慢性の咳で多い咳喘息

咳を診療している医療機関の調査によると、日本における長引く咳の原因の3分の1が「咳喘息」と言われています(2)。
昔から「エヘン虫」と呼ばれてきた長引く咳の中にこの咳喘息が存在することが示されたわけです。
咳喘息は、成人では20~40代の女性に多いとされています。
そのため、冷たいものを食べて咳が出るという方の多くも、女性です(もちろん男性でも起こります)。
乾いた咳が8週間以上続く場合に、咳喘息という病気を疑う必要がありますが、特に咳喘息らしいのは、冷気に接したときや会話したときに咳が悪化する場合です(3)。
咳喘息の3~4割程度は、将来的に喘息に移行するとされています(4)。
そのため、早期診断・早期治療によって喘息への移行を予防することも重要です(5)。

まとめ

冷たいものを食べて咳が出やすい人が、将来咳喘息や喘息になりやすいという医学的根拠はありませんので、アイスクリームを食べて咳が出た人は「そういえばどこかの呼吸器内科医がそんなことを言っていたな」程度に思い出していただけると幸いです。

さて!本日の気まぐれランチは国産牛フィレステーキです。
フィレステーキは上質な赤身肉で、脂身は少なくさっぱりと頂けます。 
低脂肪・高タンパクだからヘルシー、あっさりとしていて食べやすいのが特徴です。
 特にヒレは1頭から3%ほどしか取れない希少部位で、とても柔らかいお肉です。
気まぐれランチの中でも、No.1ランチで御座います。
数量限定お値段2,000円でのご用意です!
それでは、皆様のご来店お待ちしております!!

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